個別指導塾だからって
個別指導塾は個別で指導して何ぼです。
カリキュラムも個別対応で無ければ、それは個別指導とは言えません。
もちろん、標準的なカリキュラム(基本はこういう形で進める的なもの)はありですよ。
その上で、問題があれば個別にカスタマイズするのです。
まあ、ここまでは個別指導をしている先生なら分かりますよね?
でも、個別指導塾だからって、何でもかんでも個別がいいのか?!
実際、いろいろな塾さんを見ても、
そこが個別指導塾だからなのか、教室長さんがこそこそと個別対応している姿を目撃します(笑)。あっ、うちの塾もあると思います(^^;)。
また、同じことを一人ひとりに伝えている(やっている)姿もちょこちょこ目に飛び込んできます。
それ、面倒くさくない?
えっ?個別指導だから仕方がないって?
いやいや、ちょっと個別にとらわれすぎ(笑)。
実は、個別指導塾の教室運営は、全てを「個別に」対応してばかりいては上手くいきません。
それこそ、全部が個別対応だと、時間がかかり過ぎて仕事が回らなくなりますからね。
それに、個別指導塾と言えども、同じ時間帯に何人もの生徒や講師がいるのなら、その教室運営は集団指導塾と一緒。
だから、個別指導塾の教室運営は集団指導的要素を取り入れることが大事なのです。
そう、集団を動かす力が必要ということ。
そこで、一番必要なのは、大きな声で全体に発信すること。
同じ連絡事項を個別に言って回る必要はありません。(←マジで無駄)
個別案件でない限り、やってほしいこと、守ってほしいことは教室全体に向けて発信すればいいのです。
あっ、学年別や学校別の情報でも気にしなくていいですよ。
例えば、授業が始まる時に、全体に向けて、
「A中学校の皆さんは来週月曜日からテスト1週間前です!気合を入れて頑張りましょう!」
ということを発信するとして。
それを聞いているA中学校以外の生徒さん(B中学校の生徒や小学生)には関係ありません。
と思うでしょ?🤔
確かに、関係ないと言えば関係ないのですが(笑)、どんな効果があると言えば、、、
B中学校の生徒は「あっ、A中学校はテスト1週間前か。そう言えば、うちのB中学校はテスト2週間前だよな。そろそろ頑張らなきゃいけないな。」って思うのです。
小学生は「中学生って大変そうだな。やっぱり、小学生から頑張っておいた方がいいな。」って思うのです。
まあ、こんなふうにこちらの思惑通りに思ってくれるかどうか分からないけど(笑)、それを狙っていくのです。
また、教室全体の雰囲気を締めたい時や、ざわついている子ども達を静かにさせたい時なんかも、個人に向けてではなく、全体に向けて大きな声で発信するのは効果的ですよ。
ちなみに、集団を動かすポイントは大きな声。
騙されたと思って、やってみて!
あっ、もし大きな声を出せない人は練習してください(*^^*)。
練習しても、なかなか通った声が出ない時は、笛(ピーというやつ)かシンバル(ジャーンというやつ)がおススメ(笑)。
一気に静かになりますよ。緊張感も出ますよ。
私はやったことないけど(笑)。
他にもいろいろありますが、今日はこれくらいにしておきます。
とうことで、、
個別指導塾の運営はこそこそ一人ひとりに対応しないこと(笑)。
全体に向けて大きな声で発信すること。
それによって、集団を動かすのです。
でも、指導は一人ひとりに対して丁寧な個別対応ね!
まあ、そんなイメージです(*^^*)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。