人を遺すは上なり
なかなか慌ただしい塾業界。
最近もまたM&Aが大流行りですね(^o^)。
そんなニュースを聞いてはビックリさせられます。
えっー!!( ゚Д゚) あんな勢いのある塾さんが!!ってね。
まあ、勢いがあるから売れるんでしょうけど(笑)。
また、M&Aサイトには個人塾さんが結構売りに出しているようで。
ただ、これはなかなか売れないみたいです。
売れたとしても、二束三文にしかならない。
そりゃあ、そうですよね。
生徒数が少ない個人塾さんを買ってもあまり意味がないし、逆に生徒数が多くても、個人塾さんの場合は塾長の力(魅力)で集客しているので、なかなか手を出しにくいわけです。
だから、売れない。買わない。
で、何故、こんな状況になっているのかというと、先行きが不透明な時代というのもあると思いますが、後継者問題もあるみたい。
自分がいつまでもやれるわけじゃないし、後を継いでくれる人材もいないし、売れるものなら少しでもお金にしとこうということですかね?
よく分からないけど。
まあ、何でもいいや(笑)。
でも、会社っていろいろあって。
社長の子どもが後を継いで、という会社も結構あります。
これ、「株式会社」という形を取っていても、結局は「家業」なんですよね。
そう、●●家の会社ということ。
やっぱり借金があったりして赤の他人が引き継ぐのは難しかったり、
儲かってたら儲かってたで、株の譲渡が赤の他人ではなかなか上手くいかないという側面もあるわけです。(こういうのも、社長をやってみて、初めてわかること。サラリーマン時代は分かりませんでしたね(^-^;。)
ただ、うちの会社は「家業」にしたくないんですよね。
実際、うちの家族は全く会社には関わっていません。株も持っていません。
だから、社内の若い世代の力で会社を繋いでいってほしいと思っているわけです。(社員の皆さん、お願いしますね(*^^*)。)
そう、
「財を遺すは下 事業を遺すは中 人を遺すは上なり。」
なのです。
この言葉、明治から昭和初期にかけて活躍した政治家・後藤新平氏の名言らしく、プロ野球の野村克也監督(故人)もよく口にされていました。
まあ、下でも中でも上でも何でもいいのですが(笑)、私も人を遺したいと思っているのです。
うちの会社(塾)を維持・発展させてくれる人を。
本当の個別指導を実践してくれる人を。
ただ、上記の言葉には続きがあって、
「されど財無くんば事業保ち難く、事業無くんば人育ち難し。」
あちゃー(>_<)!そうだよね~。
ちゃんと儲けなかったら会社にお金は溜まらないし、お金がなかったら会社は維持できないし、そうなると人は育たない(どころか、雇えない(笑))ので、、、
結局、人を遺そうと思えば、ちゃんと強い会社を作らなきゃいけないということ。
う~ん…分かっちゃいるけど、なかなか難しい(笑)。
でも、会社を繋いでいってもらえるために、私も頑張ります\(^o^)/。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。