叱らなくていい状況を作る
誰だって叱るのは嫌なものです。
誰だって叱られるのも嫌なものです。
最近は、叱るのも、叱られるのも慣れていないというか、免疫がない人も多いので、余計にそういう傾向があります。
だから、まずは、できるだけ「叱ったり・叱られたり」がない状況に持っていく(作り出す)ことが必要ですね。
例えば、宿題。
何度言ってもやってこなくて、「叱ったり・叱られたり」という状況になるのなら、「宿題を出さない」というのも一つの手ですよ。
宿題さえ無ければ、みんなノーストレスかもしれません。
まあ、うちの塾はそんなふうにはしないけど(笑)。
例えば、授業中。
お喋りが多い生徒さんがいて、何度も「叱ったり・叱られたり」する状況になるのなら、みんながお喋り自由の塾にするのも一つの手。
遅刻もそう。時間を決めなければ、遅刻は無くなるので、叱ったり・叱られたりすることもないわけです。
だから、時間は自由の塾にしちゃえば?
まあ、そんな塾が流行るのかどうかは知りませんが(笑)、ポイントは出来るだけ「叱ったり・叱られたり」が無くなるように考えることです。
えっ?さすがに宿題も出したいし、お喋りばかりも許し難いし、時間帯を決めないのも嫌だと言うのなら、、、
どうすれば宿題をやって来れるのか…宿題の量は?レベルは?範囲は?家でさせる?保護者に協力してもらう?塾に自習に来させてやらせる?
などなど、どうすれば宿題をやってこれて、「叱ったり・叱られたり」がない状況を作り出せるのかを考えることです。
お喋りや遅刻もしかり。
でも、どうしても叱らなければならない状態になってしまうのなら、何度も何度も「叱ったり・叱られたり」という状況にしないことです。
だって、叱ったり・叱られたりばかりだとお互いにしんどいからね。
そう、可能な限り、一発で決めなければなりません。
仮に一発では難しいなら、イエローカード、レッドカードという段階を踏むのもありですが、とにかく、ずーっと叱り続けなければならない状況にしないことです。
ちなみに、叱り方は生徒の性格や罪の重さ(笑)や、その時の状況によっていろいろ。
楽しい感じで注意する。
コンコンと言い聞かす。
大きな声で一喝する。
叱り役と諭し役を決めてから叱る。
まあ、これは状況判断と叱り方のセンスが必要ですね。
だから、どういう叱り方がいいのかを叱ろうとする前にちょっと考えてみてください(*^^*)。
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。