教室運営で大切にしていることは何ですか?
私、教室展開をしていても、「金太郎飴」みたいな教室は好きではありません。
あっ、若い人は「金太郎飴」って分かりますか?
どこを切っても切り口に「金太郎」の顔が現れる棒状の飴(アメ)のことで、似たり寄ったりで違いのないこと、画一的であることの例えとして使われる言葉です。
そう、どこの教室に行っても、「同じ」という状態が好きじゃないのです。
やっぱり、教室長のカラーが出ている方が楽しくないですか?(笑)
かと言って、じゃあバラバラでいいかと言われればそうでもなく、やはり同じ看板で塾をやっている限り、システムであったり、大事にしていることは同じでなければなりません。
今日のブログはそんな話。
個人塾さんは塾長個人の想いで塾を運営すればいいと思うのですが、、、
会社組織の塾の場合だと、個人個人の想いで塾は運営してはいけません。
いや、正確に言うと、会社(塾)が目指す方向性に個人の想いを合わせる必要があります。
そうなれば、会社の想いも個人の想いも同じだから、個人の想いで運営しているとも言えなくはないですけどね(^^;)。
何故、こんなことを書いているのかというと、
学習塾の世界では、教室長や校長が自分の好き勝手な教室運営をしてしまうというケースが多々あるからです。
もちろん、工夫レベルなら全然いいですよ。
というか、工夫はどんどんやった方がいいです。
そして、最初にも書いたように、教室長のカラーは出せばいいです。
ただ、会社が目指す方向性や会社が大事にしたい理念とズレた教室になってはいけないんですよね。
だって、個人塾じゃないんだから。
当たり前ですよね?
でも、学習塾は全社員が同じ場所で働いてるわけではなく、教室も離れていて逐一監視されていることもないので、気を付けないと、段々とそうなっちゃうのです。
まあ、会社の中の組織人と言うよりも、●●教室の教室長(●●校の校長)として、お山の大将的な感覚に陥ってしまうんですよね。
俺様がこの国(教室)の大将だ。だから、自分の好きにするだと。
それ、あかんやつや(笑)。
で、教室運営をする上で、ここは守らなきゃいけないよ!大切にしてよね!というポリシーがどこの塾さんにもあるでしょう。
うちの塾にもあって。
第一は、どんな生徒でも見捨てないこと。というか、信じること。
でも、その一方で、勉強を頑張りたいと思って来ている子ども達が頑張れないような状況の教室は作らないこと。
それを大切にしています。
いや、大切というよりも、うちの塾の社員さんは絶対にこれに向かって努力してもらわなければなりません。(うちの塾で働く限りは。)
もちろん、いろいろ事情がある子がいて、なかなか対応が難しい子やコントロールが難しい子がいるのは分かっていて、その子たちも見捨てずに粘り強く指導していかなければなりませんが、、、
もし、他の頑張ろうとしている子に迷惑がかかるような状況になるのなら、厳しく対応しなければなりません。
最悪、辞めてもらうことも必要です。
そう、うちの塾は、、、
頑張っている子が報われない(嫌な思いをする、頑張れない)塾にはしない。
頑張っている講師の先生が報われない(嫌な思いをする、頑張れない)塾にはしない。
ついでに、頑張っている社員が報われない(嫌な思いをする、頑張れない)会社にはしない。(←ごめん、まだまだそうなってないけど(T_T)。)
これが明確な教室運営(会社経営)の柱です。
ということで、うちの社員さんに問いかけますよ。
今、自分の教室は・・・
勉強を頑張りたいと思っている生徒さんにとって、居心地の良い教室になっていますか?
生徒のために頑張ろうと思ってくれている講師の先生にとって、居心地の良い教室になっていますか?
大丈夫だよね?
これからも、そんな教室を作ってください。お願いしますね!(あっ、もちろん、自分のカラーを出しながらね(^_-)-☆。)
ということで、このブログを読まれている皆さんの塾では、教室運営をする上で守らなきゃいけないことや大切にしていることは何ですか?
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。