褒めればいいってもんじゃないんだよね
ブログのお休み期間が終わったので、今日からまたぼちぼちブログをアップしていきます。
さて、先日のこと。
某所で「血管年齢の無料測定実施中!」という案内板があったので、
「おっ!血管の年齢か。測定してもらおう!」と思い、のこのことその場所に行って、測定してもらいました。
私、現在55歳。
血液年齢は・・・
51歳。。。(・・;)
ほぼ実年齢の血管やん!!(>_<)
う~ん…何とも中途半端な結果です。
実は、密かに30代くらいの血管を期待していたので、残念な気持ちになっていました。(どう考えても、私は不健康なので、30代なわけないのにね(^^;)。)
でも、測定してくれた若い男性(←この人の正体はスポーツジムのスタッフさん)がその「51歳」という結果を見て・・・
「凄いですねー!!血管年齢が若いですねー!」
てな感じで大袈裟に褒めてくれたわけです。
ん?🤔、、、
いやいや、実年齢と4歳しか変わらんやーん!
だから、その「褒め」は全く嬉しくないし…(-_-;)。
その後も、体調面で気になる点とかはありますか?という質問を受け、
「血圧ですかね。薬も飲んでるんで。」と答えると、
「凄いですねー!!普通、薬飲んでるから気にしない人が多いのに!」
いやいや、薬飲んでても血圧の下がりが悪いから、気になるに決まってるやーん!
だから、全然凄くないし…(-_-;)。
他にもいろいろ質問されて答えたわけですが、その度に大袈裟に褒めてくれるわけです。
これ、褒めて良い気分にさせて、スポーツジムに入会してもらおうという営業なわけですが(もちろん、営業自体は別にいいんだけど)、、、
ちょっと面談(営業)下手過ぎじゃない?(笑)
でも、この体験で、私、はっきり分かりましたね。
褒めればいいってもんじゃないってことが。
自分が褒めてほしいと思っていない部分をいくら褒めてもらっても全く嬉しくないし、それどころか、ちょっと不信感。
これ、塾の面談でもあるでしょうね。
「数学が80点なんて、めちゃくちゃ良くできていますね。凄いですね!」って褒めても、
元々90点代を取っていた生徒なら、「この先生、何を言ってるの???」と違和感を持つことでしょう。
また、「●●ちゃん、今日の授業をめちゃくちゃ頑張っていましたよ」って保護者の方に連絡しても、
「うちの子は元々真面目な子だからそんなの当たり前でしょ。低く見ないでよ。」って不信感を抱く保護者もいるかもしれません。
そう、承認してあげることや褒めてあげるのは大事なことですが、相手が「誇らしく思っている事」や「認めてほしい事」じゃなかったら、逆効果だということを認識しなければなりませんね。
だから、適切に褒めるためには、相手の情報を集めて、相手の気持ちを把握することが何よりも大事ってことですね。
ちなみに、どうでもいいことですが、
今回の血管年齢事件で私の一番の違和感は・・・
この若い男性スタッフさん、私のことをずっと「お父さんは・・・」って呼んでたこと。
塾だと子どもを介して会話をするので「お父さん」でいいのですが、
今回の場合、私・・・君のお父さんじゃないし、ちょっと嫌な気持ちになりましたね(笑)。
まあ、もう少し営業について勉強しようね^_−☆
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。