人材育成は成功の景色を見せてあげることが大事
今日は人材育成の話を少々。
人材育成において一番大事なことは何ですか?
まあ、いろいろありますよね(笑)。
まず、ちゃんと仕事を教えるのが大事。
方法論だけじゃなく、意図や目的もね。
その上で、自らの背中を見せることも大事でしょう。
そう、働く姿勢ややり方を。
また、思い切って仕事を任せることも大事です。
任せなかったら、いつまで経っても自分一人で、出来るようにならないですからね。
後は、タイムリーにアドバイスしたり、時には優しく、時には厳しく指導することも大事なのかもしれません。
そして、やった結果をちゃんと承認してあげること。これも大事。
一杯ありますね(笑)。
まあ、要するに、山本五十六さんの言う、
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
ということですよね。
※山本五十六さんを知らない人はネットで検索してください。
ただ、もう一つ凄く大事なことがあって、それは、、、
成功(達成)の景色を見せてあげること。
だと私は思っています。
塾の場合だと、
授業が上手くなった、面談が上手くなった、生徒や保護者対応も上手くなった、事務的なことも完璧に出来るようになった、講師の先生との信頼関係も作れるようになった。
でも、その結果、生徒数が増えていないとか、成績が上がっていない教室だとしたら、それは本当の意味では人材育成が成功しているとは言えないんですよね。
そう、作業(敢えて作業と書きます)はできるようになったかもしれないけど、仕事はできるようになっていないからです。
仕事とは成果を上げることだから。
だからこそ、どんな教室の状態なら生徒数が伸びるのか、もっと具体的に言えばどんな教室なら退塾が出ないのか、どんな教室なら紹介が出るのか、その世界を見せてあげることが重要なのです。
成績向上についても、しかり。
(その世界を見ておかなければ、その人が教室長を任されても、生徒数があまり増えない、成績もあまり上がらない教室になってしまいます(+_+)。)
ということで、人が成長するのに大事なのは上手くいっている世界を知る(見る)ことです。
だから、上司は部下に成功の景色を見せてあげなければならないのです。
会社は社員さんに成功の景色を見せてあげなければならないのです。
もしくは、社員さんは上司や会社を当てにせず、自らの力でその景色を見に行くことですね(笑)。
まあ、言葉にするのは簡単だけど、実際はなかなか難しいけどね。。。とほほ。
では、せっかくなので、山本五十六さんの他の言葉も最後にお送りしましょう。
苦しいこともあるだろう。
言いたいこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣きたいこともあるだろう。
これらをじっとこらえてゆくのが、仕事人の修行である。
これ、本当は「仕事人」の部分が「男」になっているのですが、今の時代にそぐわないので、私が勝手に変えちゃいました(笑)。
いや〜、仕事をしていると、本当に弱音を吐きたいことだらけかもしれませんが、じっとこらえて前向きに頑張るのが大事みたいよ(*^-^*)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。