仕事はニーズに答えて何ぼ
ニーズがなければモノは売れない。
塾も同じ。
保護者や生徒が求める塾じゃなければ生徒は集まらない。
その事実を無視しちゃうと、何をやっても上手くいかないわけですね。
ニーズがないんだから当たり前か(笑)。
ただ、塾ってちょっと厄介。
多くの塾の先生が自分なりのポリシーを持っているんですよね。
こういう教育が正しいんだ!
こういう教育が必要なんだ!
ってね。
まあ、自分の主義を貫き通すのは大事なことです。
ただ、そこにニーズがなければ、やっぱり売れない…。生徒は来ない…。
それでも、自分の教育方針ややり方に合った生徒さん、保護者さんだけ来てくれればいいんだ!と腹を括ればいいでしょう。
ところが、飯を食っていかなきゃいけないので、生徒は集めなきゃいけない。
う~ん・・・困ったぞ。
こんなパターンに陥っている塾さんがそこそこあります。
そう、自分の理想の教育があったとしても、ニーズがなければ商売として成り立たないわけで。
ここが難しいところ。
じゃあ、こういうのはどうでしょう。
まだまだ成績アップ、志望校合格への指導のニーズがあるとして。
だったら、それに向けた指導をしますよね?
でも、それ以外に、
優しく対応してほしいとか、厳しくしてほしいとか、宿題はどうだとか、居残りはどうだとか、その他にもいろいろ細かな要望(ニーズ)あるわけです。
昔に比べて「塾の先生にお任せしますから、うちの子に対して煮るなり焼くなり、先生の思うようにやっちゃってください!」率はどんどん下がっています(笑)。
まあ、保護者や生徒本人からの様々な要望(ニーズ)に答えるのが教育的に正しいかどうかは置いておいて、ニーズに答えるのが商売の原理原則だとしたら、優しくと言われたら優しくする。厳しくと言われたら厳しくする。
それが商売の成功の秘訣、生徒数を集める秘訣なのかもしれません。
でも、そんなことばかりしていると、どんどん「自分」が無くなっちゃう。とほほ…。
自分らしさと世の中のニーズ。
拘るべきことと拘る必要のないこと。
それらの絶妙なバランスの中に成功の答えがあるのかもしれませんね。
まあでも、今の時代、「何でもいいじゃん!」というノンポリが最強かもしれないけど(^-^;。
そんなことをふと考えていました(笑)。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。